年金(+α)生活はじめてみた。

定年後の年金を把握して、明るい老後のために副業や資産運用にトライ。

61歳、シニアビギナーはじめました。

還暦は、いつの間にかやってくる。

気づいたら、還暦を迎え、定年退職の日がやってきた。
それまで60年もあったのに、定年後のことなんてほとんど真剣に考えたことなんてなかった。
定年を間近に控えたある日、TSUTAYAで手に取った年金や老後資金について書かれたムック本。
年金は、65歳からしかもらえないと単純に思い込んでいたのだが、昭和34年12月生まれの女性である私は、61歳から特別支給の老齢厚生年金がもらえるらしいことがわかった。


60歳の誕生日を迎える2019年12月末日付で、正社員としては定年退職したが、ありがたくも継続雇用制度があったので、利用させていただくことにした。
手取り金額は現役時代の3分の2程度になったが、それでも60過ぎての転職でその金額を確保することは難しいと思われ、慣れた環境で、好きな仕事をさせていただくことに感謝しながら日々を過ごしている。


本当は、収入が減る分、会費が高いパーソナルトレーニングのジムを退会しようと思っていたのだが、そこで受けているトレーニングというかリハビリの効果が捨てがたく、辞めずに継続した。
定年退職して約1年、現役時代の生活習慣はほとんど変えることができず、不足分は退職金で補てんして過ごしてきた。とはいえ、中途採用のため退職金は雀の涙。
毎月10万づつ補てんしていたら、あっという間に底をついた。


そして、2020年。61歳の誕生日の前に、日本年金機構から年金請求書の入った封筒が届いた。
請求は、誕生日の前日からできるという。
そこで、私は61歳の誕生日に「年金事務所に行く」ことを予定に入れた。


2020年12月某日、仕事は勝手にバースデイ休暇にしていたので、午前中に年金機構に電話を入れてみた。休みを利用して品川年金事務所に行く気満々だったが、持ち物などを確認しようと思ったのだ。
すると、年金の請求は事前に予約が必要だという。
年の瀬が近づき、年内は空いている日が少なすぎて予定が合わず、年明けの1月上旬に予約を入れた。
持ち物は、送られてきた書類一式と身分証明書(免許証でOK)、雇用保険の番号がわかるもの。住民票が必要かと思ったら、会社員としてマイナンバーが登録されているから不要とのこと。マイナンバーカードは未だに取得していないが、私のマイナンバーは、会社にも登録してあるので、支払った年金や収入はすべてガラス張りの状態であるらしい。

マイナンバー制度ってすごい。はたして年金はもらえるのか?

2021年1月某日、品川年金事務所へ。
予約時間の少し前に到着したが、受付で予約があることを告げると、すぐに窓口に案内された。
担当者は20代であろう若い青年。てきぱきと必要な書面を確認し、的確な指示のもと必要事項を記入していくことができた。なかなか優秀な担当者ではないか。
通常の老齢年金の書類を完成させて提出した後で、さらにこれまでの年金履歴を確認したところ、フリーランスで仕事をしていた時代に数か月間だけ夫の被扶養者の時期があることが判明した。
数か月分でもその間は夫が第三被保険者となる私の分の保険料を払っていたことになり、65歳からの年金支給額に加算されるという。
マイナンバーひとつで、私の人生の保険料がすべて浮き彫りになるらしい。これまでの年金定期便にはそんなものは全く掲載されていなかったのに、いざ請求しようとすると、関連データが一気に紐づくようだ。
年金事務所のデータでは、私の現在の標準報酬額なども確認できるのだろうか、額面28万円以上の収入があると、年金は支給停止になるのだが、私の場合もほぼ支給停止になるでしょうとのことだった。
とはいえ、仕事を辞めて年金を全額もらっても、現在の手取りの半分くらいにしかならないから、65歳までは継続雇用で頑張ったほうがよさそうだ。
それに、法改正で2022年4月から標準報酬額が47万円以下に引き上げられれば、今の給与のままでも年金も支給されるようになるはずだ。
そして、さらにほかに体に障害などはありませんか?とも聞かれ、右股関節は人工股関節ですと伝えると、もしかしたら障害年金も受給できる可能性があると言われた。
しかし、それには初診のときの証明書や現在の診断書など、またまたたくさんの書面が必要になるという。
それでも、年間50万くらいは支給される可能性があるというので、まずは、申請だけでもしようと思い、資料と申請書をもらってきた。
これについては、またあとで詳しく書く。

今日のスムージー

バナナ、ブルーベリー、ブラックベリー、オーツミルク、きなこ、アミノコラーゲン。