年金(+α)生活はじめてみた。

定年後の年金を把握して、明るい老後のために副業や資産運用にトライ。

特別支給の老齢厚生年金が支給されました。

国民年金・厚生年金保険年金証書届く

1月上旬に老齢厚生年金の請求をしてから約1か月後、国民年金・厚生年金保険年金証書が届いた。
証書の発行は令和3年2月某日付け、発行者は厚生労働大臣だ。
支払い開始は令和3年1月。
基本となる年金額は報酬比例部分の約100万とちょっと。
私たちの世代(昭和30年代生まれ)は、20歳を過ぎても学生であれば国民年金の加入は任意だった。
二十歳のお気楽大学生だったころ、老後の生活のことなんて考えたこともなかった。
「長生きするかどうかわからないし、40年後に年金制度もあるかどうかもわからないよね~」なんて、若気の至りとはいえ、本当にあさはかな考えで生きていた。
大学を卒業してからも、普通の会社に就職せずに、編集のアルバイトをしながら大学の研究室に進学したこともあり、年金に回すお金があれば「今」の自分のために使うべきだと信じていた。


私が厚生年金の保険料を納め始めたのは、30代も半ばのころにフリーランスの仕事から、会社員として企業に勤め始めてからだ。
だから、厚生年金の加入月は、61歳の誕生日を迎えて老齢年金の請求をした時点で、295か月しかなかった。
2017年8月に、老齢年金を受給するために必要な資格期間が25年から10年へと短縮されたことで、私は幸運(と捉えている)にも受給資格を得ることができたわけだ。
若いときは年金に頼るつもりは全くなかったけど、人は勝手なもので、年をとって、定年迎えたら現役時代の収入を得るのは到底無理だと見えてきてからは、この資格期間短縮には救われたと感謝した。
このときばかりは、日本政府と与党の決断に心からお礼を言ったものだ。
「日本、ありがとう。」


それでも、現在も継続雇用で働いていて厚生年金の被保険者であるという理由で、100万円ちょっとのうち、80数万円が支給停止額となり、年金額は約18万という通知内容だった。
少なくても、受給できることはありがたい。
10年以上は支払った甲斐があった。そして今も払い続けている分も、わずかながら今後の年金額に加算されていくのだと納得せざるを得ない。


ついに初年金が振り込まれる

3月15日、私の通帳に初めての年金が振り込まれた。
1か月分、わずか14,725円。
でも、なんだか一人前(?)の年金受給者になれたような気がしてちょっとうれしい。
私と同じ年の8月生まれの従姉妹は、61歳の今も保育園の雇われ園長として働いているのだが、特別支給の老齢年金は全額支給停止だという。
60歳台前半(60歳から65歳未満)の在職老齢年金の計算方法は以下。
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/zaishoku/20150401-02.html


年金は、隔月で2か月分ずつ振り込まれるので、今月の15日には2か月分の29,491円が振り込まれるはず。とりあえず、65歳までは今の会社で働かせてもらうつもりなので、それまでは手を付けずに蓄えておくつもり。
遅ればせながら、資産運用も少しは始めようと思う。
まずは、つみたてNISAから。何事もやってみないと始まらない。
すでに老後に足を突っ込んでいますが、始めてみようと思います。
中途入社して約10年働いた会社で積み立てた確定拠出年金も、この1年ほったらかしにしていたら、先日届いた運用通知はわずかながら目減りしてた。
これも、年金として分割受け取りを開始するか、定年後なのでもう積み立てられないけど、今のところはまだ使わなくてもすむから、少しは運用先を変えてみようかとか考え始めている。
資産家でもなく、2,000万円の貯金があるでもなく、女性だから100歳くらいまで長生きしちゃうかもしれないし、働けるうちは収入を得て、ちょっとは老後資金を蓄えておきたい。


若者よ、年金は払っておこう。
老後資金は、若いうちから少額ずつでも積み立てておこう。


とりあえず、61歳の今からでもあがいてみよう。


今日のスムージー

バナナ、キウイ、オーツミルク、キナコ、アミノコラーゲン。